「WISCを受けてみましょう」と言われたとき、まず気になるのが年齢ではないでしょうか。
「まだ小さいのに検査を受けても大丈夫なのだろうか」
「何歳くらいから受ける検査なのだろうか」
こうした疑問を持つ保護者の方は少なくありません。
実際には、5歳児健診や就学前の相談などをきっかけに、WISCを勧められることもあります。
この記事では、WISCの対象年齢や、検査を受けるタイミングについて整理します。
WISCの対象年齢
WISCは、子どもの知的な働きや認知の特徴を調べるための検査です。
現在日本で使用されているWISC-Vでは、対象年齢は 5歳0か月から16歳11か月まで とされています。
つまり、幼児期の後半から高校生の年代まで、幅広い年齢の子どもを対象に実施される検査です。
実際に検査を受けることが多い年齢
WISCは5歳から受けることができる検査ですが、実際に検査が勧められるタイミングはさまざまです。
就学前では、5歳児健診などをきっかけに検査が提案されることがあります。
健診では、集団の中での子どもの様子や、言葉の理解、指示の聞き取りなどの様子が確認されます。
そのうえで、園での生活の様子なども参考にしながら、検査が勧められることがあります。
また、小学校に入ってから、学習面や学校生活での困りごとをきっかけに検査が行われる場合もあります。
早すぎることはあるのか
「まだ小さいのに検査を受けても大丈夫なのだろうか」と心配される保護者の方もいます。
WISCは、5歳から実施できるように作られている検査です。
その年齢に合わせた課題が用意されているため、年齢が早すぎるということは基本的にはありません。
むしろ、就学前の段階で認知の特徴を理解しておくことで、学校生活への準備につながることもあります。
検査を受けるタイミング
WISCを受けるタイミングは、年齢だけで決まるものではありません。
多くの場合、子どもが日常生活や学校生活の中で感じている困りごとや、発達の様子についての相談をきっかけに検査が提案されます。
また、5歳児健診や就学前の相談などを通して、子どもの特徴をより詳しく理解するために検査が行われることもあります。
大切なのは、検査を受けることそのものではなく、その結果を通して子どもの認知の特徴を理解することです。
そうした理解が、その子に合った関わり方や支援を考える手がかりになります。
