WISCの結果説明で
「処理速度が低めですね」
と言われることがあります。
しかし保護者にとっては
「実際にはどんな様子が見られるのか」
が分かりにくいかもしれません。
処理速度に特徴がある子は、
園や学校では 作業のペースの違いとして見えることが多いです。
園や学校でよく見られる様子
処理速度が低い子では、次のような様子が見られることがあります。
- 作業を始めるまでに時間がかかる
- 他の子が終わってもまだ作業をしている
- 次の活動に移るのが遅れる
- 丁寧に取り組むが時間がかかる
そのため先生から
「少し作業が遅いですね」
と言われることがあります。
そのため先生が少し待ったり、手伝ったりして進めることもあります。
「理解していない」と誤解されることもある
処理速度に特徴がある場合、
- 行動が遅れる
- 作業が間に合わない
といった様子から
「話を理解していないのでは」
と誤解されることもあります。
しかし実際には
理解はできているが、作業のペースがゆっくり
ということも少なくありません。
得意なことも多い
処理速度が低いと聞くと、不安になるかもしれません。
しかし子どもによっては
- 言葉の理解が得意
- 推理が得意
- 丁寧に作業できる
といった強みを持っていることも多くあります。
そのため、処理速度だけで子どもの能力を判断することはできません。
支援の考え方
処理速度に特徴がある場合は
- 作業時間に余裕をもたせる
- 手順を分かりやすくする
- 一度に求める作業量を調整する
といった工夫が役立つことがあります。
また
急がせすぎないこと
も大切です。
処理速度の意味を理解する
処理速度については
こちらの記事でも詳しく説明しています。
また、作業の遅れが
- 指示が通っていないように見える
- 作業が途中で止まる
といった形で現れる場合には
ワーキングメモリーの特徴が関係していることもあります。
▶【WISC】ワーキングメモリーが低いと言われたときの考え方
