WISCの結果説明では
- IQ(全検査IQ)
- 指標ごとの得点
が示されます。
そのため保護者から
「IQと凹凸はどちらを重視するのですか?」
と質問されることがあります。
IQが示しているもの
IQは
複数の能力を総合した目安
です。
同じ年齢の子どもたちの中で
どのあたりに位置するかを示します。
そのため
子どもの全体的な認知の水準を知る手がかりになります。
▶【FSIQとは?】WISCの全検査IQの意味と結果の見方をわかりやすく解説
凹凸が示しているもの
一方、指標ごとの得点を見ると
得意な部分と負担のかかりやすい部分が分かることがあります。
例えば
- 言語理解は高い
- ワーキングメモリーは低い
というような差が見られることがあります。
これを
いわゆる「凹凸」
と呼ぶことがあります。
▶【WISCの凹凸とは?】指標のばらつきが意味するものをわかりやすく解説
IQだけでは分からないこと
IQが平均の範囲にあっても
指標の差が大きいことがあります。
その場合
日常生活では
- 得意なことはよくできる
- 苦手な場面では困りやすい
という様子が見られることがあります。
凹凸だけでも判断できない
一方で、凹凸があるからといって
必ずしも困りごとが生じるとは限りません。
大切なのは
- 子どもの日常生活の様子
- 学習の様子
などと合わせて考えることです。
WISCは理解のための手がかり
WISCの結果は
子どもを評価するためではなく
特徴を理解するための手がかり
です。
IQと凹凸の両方を参考にしながら
その子に合った関わり方を考えることが大切です。
