【WISC】IQと指標の凹凸はどちらを重視するのか

WISC 支援・解説 WISC基礎知識

WISCの結果説明では

  • IQ(全検査IQ)
  • 指標ごとの得点

が示されます。

そのため保護者から

「IQと凹凸はどちらを重視するのですか?」

と質問されることがあります。


IQが示しているもの

IQは

複数の能力を総合した目安

です。

同じ年齢の子どもたちの中で

どのあたりに位置するかを示します。

そのため

子どもの全体的な認知の水準を知る手がかりになります。

【FSIQとは?】WISCの全検査IQの意味と結果の見方をわかりやすく解説


凹凸が示しているもの

一方、指標ごとの得点を見ると

得意な部分と負担のかかりやすい部分が分かることがあります。

例えば

  • 言語理解は高い
  • ワーキングメモリーは低い

というような差が見られることがあります。

これを

いわゆる「凹凸」

と呼ぶことがあります。

【WISCの凹凸とは?】指標のばらつきが意味するものをわかりやすく解説


IQだけでは分からないこと

IQが平均の範囲にあっても

指標の差が大きいことがあります。

その場合

日常生活では

  • 得意なことはよくできる
  • 苦手な場面では困りやすい

という様子が見られることがあります。


凹凸だけでも判断できない

一方で、凹凸があるからといって

必ずしも困りごとが生じるとは限りません。

大切なのは

  • 子どもの日常生活の様子
  • 学習の様子

などと合わせて考えることです。


WISCは理解のための手がかり

WISCの結果は

子どもを評価するためではなく

特徴を理解するための手がかり

です。

IQと凹凸の両方を参考にしながら

その子に合った関わり方を考えることが大切です。


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