WISCの結果説明で
「IQが80前後です」
と言われたとき、不安を感じる保護者の方は少なくありません。
「低いということなのか」
「この先大丈夫なのだろうか」
と感じることもあると思います。
IQ80前後の位置づけ
IQは、同じ年齢の子どもたちの中での位置を示す目安です。
一般的には平均が100とされており、その前後に多くの子どもが分布しています。
IQ80前後は、
平均より下の範囲にあたります。
ただし80を下回る場合は、注意して見ていく必要があります。
ただし、この数値だけで子どもの全体像が決まるわけではありません。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
▶【FSIQとは?】WISCの全検査IQの意味と結果の見方をわかりやすく解説
数値だけでは分からないこと
IQは複数の力をまとめた数値です。
そのため、同じIQでも
- 得意な部分がある子
- 苦手な部分がはっきりしている子
など、特徴はさまざまです。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
▶【WISCの凹凸とは?】指標のばらつきが意味するものをわかりやすく解説
よく見られる特徴
IQ80前後の子どもでは、指標の中でも
- ワーキングメモリー
- 言語理解
がやや低めに出ることがあります。
その場合、日常生活では
- 指示の一部が抜けてしまう
- 話の内容を理解するのに時間がかかる
- 説明を聞いても行動につながりにくい
といった様子が見られることがあります。
「できない」と決めつけない
こうした様子があると
「努力不足なのではないか」
と考えてしまうこともあるかもしれません。
しかし実際には
情報の処理の仕方の特徴
が影響していることがあります。
どのように考えればよいか
大切なのは
- 数値だけで判断しないこと
- 日常の様子と合わせて考えること
です。
WISCの結果は
子どもの特徴を理解するための手がかり
として活用することが大切です。
