【WISC】IQ80前後と言われたときの考え方

WISC 支援・解説 WISC基礎知識

WISCの結果説明で

「IQが80前後です」

と言われたとき、不安を感じる保護者の方は少なくありません。

「低いということなのか」
「この先大丈夫なのだろうか」

と感じることもあると思います。


IQ80前後の位置づけ

IQは、同じ年齢の子どもたちの中での位置を示す目安です。

一般的には平均が100とされており、その前後に多くの子どもが分布しています。

IQ80前後は、

平均より下の範囲にあたります。
ただし80を下回る場合は、注意して見ていく必要があります。

ただし、この数値だけで子どもの全体像が決まるわけではありません。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

【FSIQとは?】WISCの全検査IQの意味と結果の見方をわかりやすく解説


数値だけでは分からないこと

IQは複数の力をまとめた数値です。

そのため、同じIQでも

  • 得意な部分がある子
  • 苦手な部分がはっきりしている子

など、特徴はさまざまです。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

【WISCの凹凸とは?】指標のばらつきが意味するものをわかりやすく解説


よく見られる特徴

IQ80前後の子どもでは、指標の中でも

  • ワーキングメモリー
  • 言語理解

がやや低めに出ることがあります。

その場合、日常生活では

  • 指示の一部が抜けてしまう
  • 話の内容を理解するのに時間がかかる
  • 説明を聞いても行動につながりにくい

といった様子が見られることがあります。


「できない」と決めつけない

こうした様子があると

「努力不足なのではないか」

と考えてしまうこともあるかもしれません。

しかし実際には

情報の処理の仕方の特徴

が影響していることがあります。


どのように考えればよいか

大切なのは

  • 数値だけで判断しないこと
  • 日常の様子と合わせて考えること

です。

WISCの結果は

子どもの特徴を理解するための手がかり

として活用することが大切です。


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